センチメンタル交信

ひとりぼっちのビジュアル・リサーチ

2023.0408-0410

202030408

副担当という形ではあるが、始めて授業に参加した。

TAの院生によると勤務先の大学は真面目かつ基礎学力が高い人たちが比較的多く入学するところらしく、確かにと感じた。

帰り際にキャンパス内でこっそり育てているというキノコをもらった。

ぼくが学部の頃キャンパスは山の中にあったが、山の中で蜂を育てている謎の蜂取り名人がいたのを思い出した。(2014年の夏に偶然山の中で出会った。)

毒味担当のような気がしたものの自宅で食べると、美味しい椎茸だったので、自分に与えられた役割を果たせた実感がある。

 

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20230409

予定が急遽なくなったので、古くなったPCを売りに三宮にいった。

2017年モデルであることに気がつき、思い返してみると修論提出直前にiMacが調子が悪くなって焦り急いで買ったクリックシーンがあらわれた。

いろいろな機会で使い倒したため、だいぶひどい状態にありここ半年くらいは全く使用していなかった。(6年間、ありがとう)

夜は思いつきで恋活なるものにいって、事前学習してきた関西弁を披露したが、不合格だった。(面白がって二次会が開催されたので、恋活としては正解だったのかもしれないが、留学者としては不服である。)

終電を乗り過ごし、人気ないニュータウンで満月をみて、少し泣いた。

 

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20230410

二日酔いと持ち越した悲しみがひどく、何も口にせず出勤する。(勤務先が目と鼻の先の距離であることに救われる。)

構内にある紙パックの自販機でバナナオレを買ったが、これが非常に沁みた。

紙パックの自販機は高校生の頃に遅刻して教室に入るのを躊躇い気持ちが落ち着かない時にはかなりの友達だった。

自販機が設置されていた食堂の入り口前にあるフリースペースは、教室に擬態するためのレッスン場のようなものだった気がする。

いまは過ぎた時間のおかげで、自販機が近くになくても擬態をかろうじて行うことができている。(と、信じたい。)

 

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