2023.0424-0429
2023.0424
新幹線に乗り過ごした俺は半休を取得してしまった。
新幹線に対する乗り過ごしのハードルが低くなったのはいつからだろうか。
思い返してみると2018年あたりからで、不遇の時期スタートとセットになっていることから、ゆるやかな絶望との邂逅を図る時間になっていて、おれは無力感に触れたい時にこうした行いをしているのだと気づく。
夜は姫路のアートプロジェクト立ち上げを目論む会にお邪魔させていただいたが、みな、おれなぞよりもアートや美術を大切にしていて感動しつつもたじろいでしまった。
俺が大切にしているものはなんなんだろう。
2024.0425
わたしは詩の朗読をすることがあまり好きではない。(聞くのは好きだが)
なぜなら自分の声があまりに自分のイメージと一致していないからだ。
これに気がついたのはバンドをしていたときにはじめて自分の声を録音した時だった。(2007年の9月だったとおもうがそれからバンドは続けるもののレコーディングのたびに憂鬱だった。)
夜更けにふと詩が降りてきてぽつぽつと拾ううちに気がついたら声を出していた。
試しに譜割を調整するように何度も録音してみたが、ようやく自分の声とのズレや距離が見えたような気がした。(この時、とても心地よかったが同時にこの世界にいることに辟易もした。)
2023.0426
こころを保つためにはほんの少しでいいから今から離れるレッスンが必要だ。レッスンを怠ると、誰かのせいにしてしまう。誰かのせいにするのは容易だ。ちいさなドラッグはいたるところにあり、それらはつまり習慣といえる。晴れた帰り道の阪急梅田行きの快速はとても心地がよい。
2023.0427
実は火曜日から酒を飲んでいない。これはおれにとっては革命的な事態。離脱症状に打ち勝っているのが不思議である。このまま辞めるべきなのか?(錯乱状態で恋愛占いに手を出す始末)そのためには、あらゆる人々におれとの打ち合わせの日程をできる限り詰め込んでもらう必要がある。(オンライン可)
2023.0428
おれはポエム画像が好きだった。(というか今もセンター問い合わせ文化並に好き) ポエム画像とは一期一会やズッ友のようなものである。しかしながらこれらの出自は不明だったので調べてみるとシリーズのムック本があったので発注してみた。研究の手掛かりになりそうな気がしている。諸君、ポエム(笑)といって、馬鹿にしないでいただきたい!
2023.0429
インタビューの授業ではじめて学生を乗せて運転した。これまで一人乗りのモビリティでのリサーチばかり、つまり孤独なリサーチばかりだったので、感慨深かった。
インタビュー先は自由でファンキーな集団かつフリーアクセスな場所で心地よかった。(先生にみえないと無限回いわれて嬉し恥ずかし)
帰り道の高速がなんだか人生の比喩のように感じて考え込んでしまった。俺はこれまでずっと下道ばかりを走ってきたからだ。