2023.0414-0416
2023.0414
4月から本格的に茨城でのプロジェクトを動かす必要がある中で、茨城行きの飛行機がある空港のある神戸に住めるようになったことは奇跡的なことのように思う。
2020年までは東北関東圏での生活・活動が長かったので新幹線シンパであったが、これからは飛行機シンパになるかもしれない。
水戸駅近くのホテルに前乗りし、ホテル近くの居酒屋に入ると、トレーニング中らしいアルバイトスタッフの素晴らしくマニュアル的な接客をしてもらい、ちょっと緊張した。(彼女のアルバイト・ライフを勝手にすごく応援している。)
オーナーは地域リーグに参戦するアメフトのチームをやっているらしく、マネジメントや広報の難しさを呟くように話してくれた。
あらゆることは力に評価されてから、見方が変わるもの?始めたてやランディング中の話をもっと聞いて信じてあげてみたら良いのに、報われた方がなんだか寂しい気がする。
2023.0415
引き受けているプロジェクトのフィールド紹介などのため、ひたちなか市那珂湊へ。2年前のキュレーション以来の来訪となったが、すっかりもう懐かしい。いくつかの大きな再会をできることが嬉しい。(2019年に関わってから5年目だが、当時は副手+非常勤といういま以上にストラグル・ライフだった。)
少しずつなくなってしまっていく風景の中で、これからどのように立ちあっていくべきか考えながら酩酊。既存のベースを守りつつ、あたらしい提案を実現させていくことが自分の役目だと思う一方、その難しさが少しずつ自分に近寄ってきていると感じる。
2023.0416
二日酔いの昼過ぎは、水中にいるような重さと反響のうちを感じ、自分で思い通りに動かせる範囲が実はそう大きくない気持ちになる。(2017年あたりは浮かぶことすらできず、もはや溺れてしまっていた。)
昨日に引き続き、那珂湊で挨拶回りをしていたが、観光地特有の週末の慌しさにつられるように、あっという間に帰らなければいけない時間になっていた。
ローカル線からJRと電車を乗り継ぎ、県バスに乗る。茨城空港行きの車両は途中から、ぼくだけが乗車員になった。人々と景色が入れ替わっていく様子を、ぼくはいつも黙って見る立場にいるような気がする。(いまは、帰りの飛行機が遅延する様子をぼんやりと眺めている。)