センチメンタル交信

ひとりぼっちのビジュアル・リサーチ

2023.0801-0818

20230801

逸脱を繰り返す場が同じな理由を考えてみると、手続きが簡略化・魔術化されているからだと気づく。理想的なショーケースに、イン!(最初からわかってるよ)

 

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2023.0802

緊張しやすかったので落ち着かせるためにタバコを吸い始め、ウジウジとして眠れないから酒を飲み始めた。おとなになってもなおらないどころか悪癖となっておれをむしばんでいる。

 

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2023.0803

少女趣味に取り憑かれている人に、我が青春の回想録を無下にされるのはあんまりである。なぜなら止まった思春期のタイミングにおいては、おれの方が年上に違いないから(結局、年功序列制かよ)。

 

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2023.0804

嫌いだったものがすきになってきたような気がする。野良猫、ゴキブリ、アドバイス、高速道路、歩行者天国エトセトラ。(嫌いというより、うらやましい?)

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2023.0805
野良猫の保護のような確率で救われるワールド。おれはたまにチュールをもらえる街猫みたいなもんか、去勢もされて、ね。

 

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2023.0806
たぶんおれはうらやましかったんだとおもう、あいつらが。ここもじきになくなっちまうんだろうか、さみしいけど誰も来ないでくれ。

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2023.0807

おれも真っ昼間にあらゆることを放棄して、きみの前でわめき泣いてみたかった。うらむなら、寅さんをうらめよ小生。

 

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2023.0808
スタンダードな詩をかいているときだけは、気持ちが落ち着いてほかのことを忘れられる。きみ、スタンダードな詩、とは?(ある森の中で友人と探す)

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2023.0809
実は散文詩を書くのがどうしても苦手である。いっそのこと小説を書いた方が良いと感じてしまうからだ(小物なので、同郷の作家は勝手にライバルにしてばかり)。

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2023.0810

あなたの心の溜池の水、全部抜いてみた。やってくれる個人および団体を募集中(大抵は外来種だろうね)。

 

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2023.0811

気がつけば便利屋開業中。だいたいは返ってこない手紙を書き続けることに近い。

 

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2023.0812

批評のレトリックとはいえ、言ってはいけないことがある。人のつくったものには自分のものの6倍程度目につくらしいので、自戒。

 

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2023.0813

おれは電源タップ。もうすぐタコ足配線で発火する恐れ有り(火災報知器に見つかるな!)。

 

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2023.0814

どこからか知らないがカナブンが入ってきた。祖父さん、一周忌行けなくてごめん。

 

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2023.0815

台風が来ることを言い訳に、ゴミを長らく捨てられていない。部屋が広くなったのはいいが、ある部屋だけゴミ置き場だ(思い出文庫もまったくおんなじ、か)。

 

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2023.0816

体調不良からずっとうまく眠れず起きれない水中現象が続く。あらゆることが低速になり、あらゆるものが遠くの軒先の出来事になってしまう。

 

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2023.0817

体が思うように動かない朝が続く。夢の中で出会ったひとには会えない日々が何年繰り返されると、データ疲労みたいにローディング時間だけが長くなる。  

 

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2023.0818

幸運なことにいろいろな詩集がたくさん届いた週。一抹の羨みをもちながらも、すべてありがたく拝読する(こうした出来事のおかげで、なんとか今まで生きてこれた気がする)。

 

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