センチメンタル交信

ひとりぼっちのビジュアル・リサーチ

20230701-0731

20230701

未規定性を求めて、往復中。

 

20230702

「12回」とだけ書かれたメモ、きっと書かれた時は在りし日の受験票と同じくらいの活躍をしていたのだろう。

 

20230703

私は支払いマシーン、正確にいえば支払い潤滑マシーンなのである。

 

20230704

私は略歴マシーン、正確にいえば略歴要求マシーンなのである。

 

20230705

所有者不明の土地の売買はできない、空き地にもなれないかなしいまちの隙間をながめて。

 

20230706

個別のコメントバックばかりしている点では、すでに俺は小さなコメンテーター。

 

20230707

ログインID/パスワードが無数にあり、いつも俺はそれを証明できずに再登録している。

 

20230708

社会意識の起源に対するギリシャ詩人の影響は、あの中だけ?泳いでみたら?

 

20230709

アカデミアにおけるいまのおれはあの頃から成長をかさね、J3で熱心にベンチワークをしているようだ。

 

20230710

我が生誕31周年記念日、俺はある文章における中黒の有無を気にしている。

 

20230711

センチメンタルなコードをかいた、エラーバックだけが降ってくる。

 

20230712

ニュー・アート・ワールドには、プロの嘘つきがお似合い。

 

20230713

いつものようにフォーマット化された憂鬱をきみに引き渡すと、小さな合図が送られるとともに欲望の差金となるきみが熱っぽくなっていくのを知る。



 

20230714

俺の分身が回線を駆けめぐる、母語をこぼしながら、ね。

 

20230715

本日のメリケンパークの様相は、在りし日の仙台市青葉区で開催されていた大日如来祭りを想起させるような、ズル休みした子どもの体温に似ていた。

 

20230716

話し方が昔からの友だちに似ているプリンターのセットアップをした、だから今夜はいつもより多めに泣いてしまった。

 

20230717

今日をあらわすきみと、仲直りがずっとできていない。

 

20230718

カスタマーセンターとしての俺は優秀なのか、否このことを問う時点で論外である。

 

20230719

始発のイベント・資格の勉強、よい押韻

 

20230720

したしくないしのはしかたがないしかたづかないし、ポエジースクラップ。



 

20230721

仙台七夕まつりを思い出す、隣数センチにある浴衣の袖に惑わされ、前夜祭にてあがる花火を美しいと思う余裕がなかった無言の衣擦れ一歩前。



 

20230722

蝉のこだまにニジマスの泳ぐ沢の流れを重ねる。

 

20230723

丹精込めた自我は、ぱらぱらとよるをまって。

 

20230724

キッズ・ルームにお別れを、土の中のあなたからのことづて。

 

20230725

11850円の切符を使い、旅先で交渉を重ねていたのはいつ頃でどこに向かっていたのだろうか、そとがわのきみをいびつにしかもうみれない。

 

20230726

わたくしわたしのしたくのはなしはなし。

 

20230727

レンタカーの予約をしても、ニコニコできない。

 

20230728

何も記憶がない、たぶん遠くに行っているのだと思う。

 

20230729

プリズムな誘いをもらう、ぼくがあと10才若ければステージに上がっていた。

 

20230730

あの「目」だよ、わかるか?あの「目」に気がついたらなっちまってんだよ。

 

20230731

私は補足マシーン、横から失礼なことばかりを繰り返しているのである。